お茶のながや

私たちのこだわり

【すべての茶葉(番茶以外)の収穫前に遮光】

お茶は、収穫前の期間を遮光することでまろやかで「旨味」「甘味」があり、鮮やかな色で香りのよいお茶になります。新芽を覆うための「寒冷紗」を、全てのお茶にかけるのは手間になりますが、それにより美味しい茶葉ができるのでこの手間は惜しみません。家族経営の小さな畑なので、収穫期前でも新芽の成長に合わせてすべての茶葉に遮光することができます。被覆する期間や収穫時期で味が変わるので、ぜひ味わいを比べてみてくださいね。

【普通蒸しでお茶の素朴な味わい】

お茶の味わいは「蒸し時間」によっても変わります。当園は「普通蒸し」です。特徴としては、「黄金色に近い色合い」で「清涼感を感じる若々しい香り」、味は「旨味」と「程よい渋味」を感じられます。遮光をして「旨味」「甘味」を多く含んだ葉を、できるだけお茶そのものの香りと味わいを大切にしています。また、淹れるときに、「ぬるめ」のお湯でゆっくり抽出すると「旨味」と「甘味」が抽出されてより美味しく飲めますよ。2煎、3煎としっかり味わえます。温度や時間に少しだけ気を使って淹れることで、お茶が入る時間も楽しく過ごせると幸いです。

【減農薬と有機肥料】

当園は、一番茶収穫まで農薬を使用せず、二番茶の親株に1度だけ農薬を使用します。また、定期的に「残留農薬検査」を行って、残留がないことを確認しています。肥料は「有機肥料」を使用し、土づくりを行うことで「環境」と「人」に配慮しています。この先も変わらずにお茶を作り続けて行けるように努めます。

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