末吉製茶工房

私たちのこだわり

【濃緑色と独特の芳香、まろやかな旨みや甘みが生まれる被覆栽培(ひふくさいばい)】

末吉製茶工房では、栽培方法として、収穫前の約2週間程度、茶園を遮光資材で覆い、日光を遮って生育する「被覆栽培」を主に採用しています。
被覆栽培によって栽培されたお茶は「冠せ茶(かぶせちゃ)」と呼ばれ、重労働で手間暇はかかりますが、茶葉の緑色が通常よりも濃くなり、渋みが少なく旨みを多く含むようになります。

【原材料は、春摘みの一番茶のみ】

末吉製茶工房は、一年に一度しか収穫できない春摘みの一番茶のみを使用しています。その年に芽吹き、初めて摘まれる一番茶は、秋から冬の間、じっくりと寒さに耐えながら、たっぷりと溜め込んでいた栄養分を豊富に含んでいます。そのため、初夏以降に摘まれるお茶に比べると驚くほどに旨みや甘みが濃厚です。
末吉製茶工房では、自分たちの目が行き届き、丁寧に、そして余裕を持って納得のいくお茶作りに取り組むため、必要以上の茶畑を持っていません。ただでさえ摘めるお茶の量に限りがあるのに、そこから更に厳選した春摘みの茶葉しか使用しないのは、本当に美味しいお茶と、その先にある《余韻のある暮らし》をお届けしたいからです

【世界農業遺産としても認められた茶草場(ちゃぐさば)農法と同様の農法を採用】

末吉製茶工房では、茶草場農法と同様の農法を採用しています。茶草場農法とは、茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法で、2013年には世界農業遺産にも認定されました。
茶草場農法は、非常に手間暇のかかる農法ですが、

・敷かれたススキ等が分解され有機質堆肥となる
・土中微生物の繁殖を助けることで土壌が改善される
・過剰施肥に頼らない生育が可能となる
・作業機械での踏圧抑制効果

等といった利点がある他、豊かな生物多様性の保全にも貢献すると言われています。
末吉製茶工房では、自分たちで育てた萱(ススキ等)や、知り合いのお米農家さんからいただいた藁(わら)を手作業で入れています。

末吉製茶工房の商品

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